研究室の特色
いろいろな得意・不得意を持つ人が活躍できる場を目指します
藤本研究室では、何かの訓練システムや支援システムを一つの軸としています。皆さんに得意なことがある場合、それがなぜ上手いのかを分析して、AR/VRシステムに落とし込むことで、新たなシステム・訓練戦略が提案できるかもしれません。
逆に、何かを苦手な人は、その原因について深く考えることができるため、同じ苦手に困っている人を助ける方法を提案できるかもしれません。
また、AR/VR技術を、特定の方法で使用したときに、それらがどのように人の内面や行動、印象に影響を与えるのかを確かめる研究が存在します。このような研究を進めるためには、プログラミングや数学よりも、人間の感性や心理学への興味、論理的に考える思考力が重要となってきます。
他にも、AR/VRでは、まだパソコンにおけるキーボード・マウスやウィンドウベースのGUIのように、最適な操作方法・UIがありません。新たな使いやすい操作方法・UIを研究する場合、デザインセンスや人の行動の理解が重要となります。
2024年4月に発足したばかりの研究室
まだ発足したばかりですが、研究用のAR/VRデバイスやPCは学生一人一人が占有するのに十分な数を準備します。 学生居室には物品がいろいろ揃っているとは未だ言い難いですが、逆に必要なものなどを教えていただけたら、必要性を考慮して、購入していくことが可能です。
また、研究室のアクテビティなども固まっていないので、柔軟に一緒に考えていけたらと思います。みなさんのアイデアを教えてくれると嬉しいです。
当研究室に向いている学生
学生目線(いずれかに当てはまったら、向いているかもしれません)
- AR、VR、XR、メタバース、プロジェクションマッピング、ヒューマンコンピュータインタラクションのいずれかに興味
- マンガやアニメ、映画に出てくるような技術、もしくは誰も見たこともないような技術を実現したい
- 現実でできないような体験がしたい
- 「人」の身体、心、学習のメカニズムについて深く知りたい
教員目線の要望
- 研究に対してモチベーションがあり、研究をコツコツ自発的に進められる
- 自分自身の研究については、世界で誰よりも詳しくなる、という意志をもつ